糖尿病 食事療法

糖尿病の進行を遅らせる食事療法とは

生活習慣病として有名な糖尿病は、発症してしまうとキツい食事制限やハードな運動を強いられるため、非常に恐れられている病気ですよね。また、糖尿病を原因として起こる合併症の存在も気になります。

 

 

 

そんな糖尿病を発症すると、どのような食事療法が必要になるのでしょうか。食事療法の大切さを紹介しつつ、食べた方が良いものや食事療法のコツをご紹介します。

糖尿病には薬より食事療法が効果的

基本的に私たちは体調が悪くなったり、病気になったりすると薬を飲んで回復を目指しますよね。確かに糖尿病もまたインスリン注射をする点を考えるとその枠に収まる病気と言うことが出来るでしょう。

 

 

 

しかし、糖尿病とうまく付き合っていくには薬だけに頼るのではなく、毎日の食事を工夫していかなければなりません

 

 

そこまで数は多くありませんが、糖尿病と診断されても食事を変えることなく過ごす方が一定数いらっしゃいます。

 

 

 

その場合と徹底した食事療法を実践した方の5年後、10年後を比べてみると、合併症の発症率や糖尿病の悪化スピードに歴然たる差が出ているのです。このことを考えても食事を工夫することが如何に糖尿病の治療にとって重要かということが分かるでしょう。

 

 

 

例えばまったく食事療法をせずに、インスリン注射などの薬物療法のみで糖尿病をコントロールしようとした場合、10年後は尿病の進行が早い方だと失明身体の壊死などの症状が顕在化します。

 

 

逆に食事療法を徹底して行っていると、糖尿病の進行を最小限に食い止め、場合によっては薬物療法の必要が無いほど症状が好転する場合もあるのだとか。

 

 

 

そもそも、糖尿病に対して行われる薬物治療は糖尿病の改善を目的としたものではありません。糖尿病の治療に使われる薬は糖尿病によって体内で生産出来なくなったインスリンを補うだけなので、糖尿病の原因を打破することには繋がらないのです。

 

 

 

そんな糖尿病をなんとか改善しようとするのであれば、やはり食事療法は欠かせません。というより、食事療法こそが糖尿病治療のカギと言っても過言ではないでしょう。

糖尿病を改善する食事療法のコツ

糖尿病を改善するためには食事療法が大切と書きましたが、では具体的にどのような食事を摂ることが望ましいのでしょうか。また、どのような工夫をするべきなのでしょうか。詳しくご説明します。

血糖値を急激に上げない食事

 

糖尿病とは簡単に言うと不摂生や生活習慣の悪化、病気などによって血糖値をコントロールするインスリンという成分が体内で生成することが出来なくなる病気です。

 

 

 

インスリンは前述のように薬によって補うことが出来ますが、体内で生成されるインスリンは摂った食事に応じてバランス良く分泌されるのに対し、インスリン注射による代用では飛躍的な血糖値の上昇を抑えることが出来ません

 

 

 

血糖値を急激に上昇させてしまう成分とは即ち「糖質」です。例えば砂糖や炭水化物などは糖質の代表例として有名ですよね。

 

 

 

これらの食事は身体に大きな負担を掛けると共に、摂り過ぎると血糖値の上昇を抑えられず、糖尿病の進行が早くなってしまうため、摂り過ぎには注意するようにしましょう。

食べなければ良いという訳ではない

 

糖尿病の食事療法に関して誤解している方が多いのが、糖尿病を改善するためには何を制限するばいいのか、という点についてです。

 

 

 

多くの方が糖尿病を改善するにはカロリー制限が一番と考えていますが、本当に制限しなければならないのはカロリーではなく糖質です。むしろ、糖尿病の食事療法ではむやみに摂取カロリーを減らすのは免疫力の低下を招くため悪手だと考えられています。

 

 

 

具体的な方法としては炭水化物や糖分を多く含んだ食べ物を控え、たんぱく質を中心に食べるようにすると、食事療法の効果が出やすくなるでしょう。脂質をカットできるささみや牛肉の赤身などは食事による満足感もあり最適ですね。

糖尿病予備軍の人は食事療法が一番大切

残念ながら食事療法をどれだけ頑張っても糖尿病を完治することは出来ません。一度インスリンが分泌されなくなると、もう二度と身体からインスリンが分泌されることは無いため、糖尿病になった後は一生病気と付き合っていかなければならないのです。

 

 

 

しかし、糖尿病予備軍の方であれば糖尿病を回避し、インスリンの分泌量を正常な値に戻すことが出来ます。

 

 

余談ですが「糖尿病予備軍はまだ糖尿病じゃないから大丈夫」という考え方は非常に危険です。というのも、近年の研究で糖尿病予備軍は既に健康体の人と比べてかなり病的な状態であるということが分かっているため、まだ糖尿病では無いからと言って安心することは出来ないのです。

 

 

 

むしろ、糖尿病予備軍の方とはこれから先治療によって糖尿病を回避するか、それともこのまま糖尿病が発症するまで病状を放置し、一生糖尿病と付き合っていくかの岐路に立たされている状態と言えるでしょう。

 

 

 

糖尿病予備軍の方がまず始めに行わなければならないのは「糖質のカット」です。大抵の場合糖尿病予備軍と診断される方は暴飲暴食をしていることが多く、その中でも脂質や糖質を摂り過ぎている傾向にあります。

 

 

血糖値の急激な上昇を促す糖質は臓器を疲弊させ、インスリンの分泌量を徐々に減らしていきますから、どうにか糖質の過剰摂取は食い止めなければいけません。

 

 

 

具体的には一日に摂取する糖質由来のカロリーを800kcal程度に抑えるのが効果的でしょう。それでは食事による満足感が足りないというのであれば、五穀米や麦ごはんなどを積極的に摂るようにして食事の満足感を底上げするのも良いですね。

 

 

 

いきなり食事制限をするのは辛いですが、糖尿病になってしまわないためにも徹底的な食事療法をするようにしましょう。

糖尿病の食事療法に最適な食べ物

食事療法が辛いと言われる原因は食べたいものが食べられない、満足するまで食べることが出来ないという2点が大きいのではないでしょうか。

 

 

 

残念ながら食べたいものを食べられないという点に関してはある程度我慢してもらうしかありません。そもそも糖尿病になる方の多くは食べたいものを我慢せずに食べた結果、糖尿病を発症していますから、その食習慣を続けると糖尿病が悪化してしまうのです。

 

 

 

しかし、食事による満足感については工夫することである程度補うことが可能です。そのためにはどんな食べ物を摂ると良いのでしょうか。

脂質の少ない肉

 

糖質である炭水化物の摂取量を減らすと、食事から得られるエネルギーの効率が悪くなってしまうため、どうしても食事による満足感を得ることが難しくなってしまいます。

 

 

 

そこで役に立つのが脂質の少ない肉です。例えば鶏のささみや胸肉、赤身の牛肉などは食事による満足感が充分で炭水化物の代用として役に立つでしょう。

 

 

 

好き嫌いがあるかもしれませんが、レバーなどのホルモンもまた豊富な栄養を摂取しつつ、満足感のある食事が出来るため効果的です。

歯応えのあるもの

 

人間は胃が膨らむことによる影響だけでなく、咀嚼回数によって満腹感を得ているということが分かっています。簡単に言うと、噛む回数を増やすと食事から満足感を得ることが出来るのです。

 

 

 

例えば骨のついた肉や魚、ごぼうやれんこんなどの根菜類などはある程度噛んでからであないと?み込めないため、満腹感を得るのに一役買ってくれるでしょう。

 

 

 

また、柔らかいものを食べるときでも意識して噛む回数を増やすことで、少ない量でも満腹感を得ることが可能になります。

 

 

 

糖尿病の食事療法を始めてから、食事による満足感を得られずに困っているという方は試してみると良いでしょう。

まとめ

糖尿病の食事療法は辛いことが多いため、くじけそうになることもあるでしょう。しかし、もし食事療法を諦めてしまうと、一気に糖尿病は進行し様々な合併症を引き起こしてしまいます。

 

 

 

失明や四肢の切断、痛風など糖尿病が原因で起こる合併症は枚挙に暇が無く、その多くが私たちの生活を大きく変えてしまうものばかりです。

 

 

 

そうならないためにも、ご紹介した食事療法を実践して糖尿病を進行させないようにしましょう。

 

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